一見、出目金の様に見えるが、少し違って、尾びれが広がった蝶の羽のように見えるので、「蝶尾(ちょうび)」という名がついている金魚。上から覗き込むように見ると、その様子がはっきりと見えるため、横から見る水槽ではなく、鉢などで鑑賞するのが良いのだそうです。そして、ついつい何とかしてあげたい。と思わせてくれるのが、実は泳ぎが下手で、その下手さといえば、金魚の中でも抜群だとか。
型染め京友禅の技法で手作業で色版を重ねていくことで、
深く、そして鮮やかでダイナミックな日本画のような迫力をもつ、
蝶尾金魚が洋服の上で泳ぎまわります。