鳥瞰図(ちょうかんず)とは…、
俯瞰図(ふかんず)とも呼ばれるもので、
いわゆる鳥の目線で見た景色を図化させたもの。
街並みや、山川の全体図を表現するための表現で、
今回はそんな鳥から見た景色をジャガード編みで描き出しました。
その景色は、家屋や納屋、倉といった街並み。
ただし、京都のようにキレイな碁盤の目のものではなく、
整地もまだ少し粗めの様な街並みをほうふつさせるもの。
ジャガード編みの際に出る余分な後ろ面の糸を、
バックカット加工で切り落としてあり、
素材にはウールも入っているので暖かです。
素材の編み柄で表現された、
これまでのものとはまた少しテイストの異なる、
雰囲気の面白い作品となりました。