春になると遠く南の彼方より、
およそ2,000km〜5,000kmもの距離を飛び、
はるばる日本へとやってくる渡り鳥「燕-つばめ-」。
長い海を飛び続けたツバメたちは、
3月ごろに沖縄や九州に姿を見せじはじめ、
気温が暖かくなるにつれ、北上して日本の各地で子育てを。
泥やワラ、枯れた草を運んでは固め、巣をつくっていきます。
これらの材料は、田んぼや水辺で容易に手に入るもの、
そして巣は人の往来の多い場所に巣をつくることで、
外敵がひなに近づきづらいようにしています。
作物の生育に最も大切な夏の季節に、
人が育てる作物に害をなす虫を食べてくれるので、
「益鳥-えきちょう-」として呼ばれているのです。
人とツバメ、ずっとずっと昔の時代から、
ここ日本ではいつも隣り合わせで生活をしてきた鳥なのですね。
ジンバブエコットン、新作です。
〜 ジンバブエコットン 〜
機械を使わず、全て手摘みで綿花の収穫を行うことで、
収穫時の損傷や不純物の混入が少なく、白度に優れ、
繊維の均整度も高い“綿”が生まれるのです。
「ジンバブエコットンはアフリカの大地の恵みを受けて育てられる、自然からの贈り物です。」
私たちが何年も大切にしている、この素材にまつわる言葉。
洗う度にすぐに着たくなる。
そんな気持ちを掻き立ててくれるほど着心地は優しく、
生地表情にわずかな凹凸を持つため、さらりとした肌触りを持っています。
何カ月、何年と着続けても魅力が尽きない素材の1つなのです。