およそ220年前に京都から持ち帰られ技術が基礎となり、
農家の閑農期の仕事として引き継がれ、
現代に残る織り物産地の1つ「北播磨」。
北播磨は兵庫県の加古川上流の西脇市を中心とした場所にあたります。
その地域で織られた生地の中で、
認められた織屋が織り上げるものが「播州織-ばんしゅうおり-」。
このコートの生地は、
播州織で「観世流水」の模様に織りたてながら、
さらに同時に刺し子生地になるように織り立てたオリジナル素材。
単色ではなく、いくつかの色を巧みに織り交ぜながら、
模様と刺し子を同時に織り上げる技術は、この播州織り職人ただ一人。
しっかりと存在感のある大きめの衿に、
ばっさりと纏う様なサイズ感に、比翼仕立てのボタンあき、
何よりもインパクトのある着丈の長さも特徴的なコート。
先行して登場しているフード付きのトレンチコートとも、
その迫力感ある別の雰囲気で味わえるのが面白い。
※この作品は、総柄の生地を使っています。 その為、裁断上の関係で一着一着 柄の見え方が異なります。 何卒、ご理解いただけますようお願い申し上げます。
※サイズ表記はあくまでも目安となります。種類やデザイン、素材などにより内容が異なる場合がございます。予めご了承ください。
|
■About a product photograph
Six pieces of first half…Black
Six pieces of latter half…Blue
※This product used whole pattern cloth. The way of coming out of patterns is different every first place by relations of the cutting. I would like understanding.
※Please be aware that the below size conversions are approximate. The information in this table may vary based on design, material, etc.
|